選択して加入する特約

 (6)弁護士費用特約

 ③弁護士費用特約、被害者からのQ&Aの続き
Q 弁護士費用特約は、今、契約している自動車保険に付帯されていれば適用できますか?
事故発生当時に加入しておられることが適用の前提条件です。
事故発生後に契約を更新されているときは、以前の保険証券を確認しなければなりません。

Q 弁護士費用特約は、無過失でないと適用できないといわれたのですが?

その説明も大嘘です

その説明も大嘘です。
過失があっても、弁護士費用特約の適用は可能です。

Q 私の過失が0なので、加入の保険屋さんから示談交渉できないとのことですが?
あなたに過失が認められないときは、あなたが加入の保険屋さんには賠償義務が発生しません。
したがって、示談に介入することはできませんが、弁護士費用特約に加入であれば、費用の負担なしに、弁護士に示談交渉を依頼できます。 

Q 弁護士費用特約は、保険屋さんから示談額が提示された段階からの適用ですか?
事故直後から利用することが可能です。
また、保険屋さんとの慣れない交渉でストレスを感じている被害者が多いのです。
したがって、事故直後から、弁護士に対応を求めなければなりません。
であれば、あなたは静かな環境のもとで、療養に専念することができます。

Q 弁護士費用特約は、訴訟になったときしか、適用できないのですか?
当方が連携している弁護士は、事故直後から被害者に寄り添い、顧問弁護士として、解決に至る一切をサポートしています。
事故直後から一切を委任するのが、弁護士費用特約の最も効果的な利用方法です。

Q夫が事故受傷で入院中ですが、妻である私が契約している自動車保険の弁護士費用特約は適用できますか
同居の親族、別居の未婚の子どもであれば、問題なく適用できます。

Q 東京の大学で勉強している長男が、交通事故で入院中ですが、実家の自動車の弁護士費用特約は適用できますか
同居の親族そして別居の未婚の子どもであれば、問題なく適用できます。

Q 弁護士費用特約を適用すると、翌年の保険料は値上がりしますか?
保険料の値上がりはありません。
搭乗者傷害保険、人身傷害保険の適用でも、翌年の保険料は上がりません。
等級が下がり、保険料が上がるのは、対人・対物・車両保険の適用に限られています。

Q 弁護士費用特約のキモはどこにありますか?
解決までの一切を弁護士に委ねることになりますから、キモは、弁護士選びにあります。
事故直後から被害者に寄り添って解決までの一切をサポートするには、交通事故外傷と後遺障害の知識を欠かすことができません。
しかし、交通事故の経験則に乏しい弁護士に、これを期待することは不可能です。

最後に、弁護士費用特約は保険屋さんの約款により細かい内容が異なっていることがあります。
そんなときは、約款をご用意の上、無料相談をご利用ください。

Q 自動車事故弁護士費用特約に加入しているのですが?
自動車に乗っていて衝突された事故や、歩行中に自動車にはねられた事故で、怪我をする、物が壊れる等の被害を受けたとき、弁護士に相談する費用等を補償するものですが、自動車事故にまつわる交渉に限定されていることが特徴です。

注意しなければならないのは、ご自身が契約している車両に搭乗中以外のときです。
他の家族の自動車に乗っているときは適用外です。
他人の車はOKですが、奥さん所有の自動車に乗っていて事故受傷したときは、その自動車に特約がついていなければ適用外です。
また家族内で50ccバイクに乗っている子供が事故受傷したときも、そのバイクにこの特約が付保されていなければ補償外です。
従来の弁護士費用特約は、家族内の1台の自動車についていれば、他人の車を含む全車両に適用されたのですが、自動車事故弁護士費用特約では、逆に、補償が限定されています。

自動車事故弁護士費用特約は、加入してはならない特約です。

Q 東京海上日動火災の法律相談費用ってなんですか?
東京海上日動火災では、約款改定により、すべての自動車保険に、「法律相談費用」 を自動担保としており、1事故について、補償を受けられる方1名あたり10万5000円を限度に、実際にかかった法律相談費用が支払われます。

弁護士費用特約については、従来通り、選択制となっています。

④真の被害者救済を目指す弁護士の皆様に、
HPに着手金無料と掲示、弁護士費用特約でのダブルスタンダードは幕を引くべきです。
勝負所は、着手金無料にあるのではなく、あくまでも、解決の中身です。
被害者の多くは、そこに注目しているのです。
着手金無料だから、雪崩を打って飛び込んでいるのでは、ありません。
料金体系は、スタンダードな旧日弁連基準を掲載、そして、実際の運用では、被害者の現況に寄り添うとしておくのが常識的です。

弁護士費用特約の請求で、保険屋さんに足下を見られる? 弁護士として極めてナンセンスです。
弁護士であるなら、保険屋さんとは上手にお付き合いできてナンボなのです。