選択して加入する特約

(5)ファミリーバイク特約 人身傷害補償型

 

ファミリーバイク特約

私は、原付バイクを所有していないので、この特約には加入していません。
しかし、ナカナカの優れものですから、ご紹介をしておきます。
茶髪・ピアスのお子様でご苦労の絶えないご両親は、そっと掛けておくべき特約です!

ファミリーバイク特約は、自家用自動車総合保険に個人加入していることを条件としていました。
記名被保険者=保険証券に名前の記載されている人、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供が、この保険の補償を受けることができます。
主契約の、対人賠償保険・対物賠償保険・自損事故保険が移転したのです。
他人から借りた原付バイクの事故でも適用され、借りた原付バイクの自賠責保険が切れていても担保してくれる優れものですが、人身傷害保険や搭乗者傷害保険は移転しなかったのです。

原付バイクの事故では、運転者の負傷が重篤なケースが圧倒的です。
対人対応も重要ですが、せめて人身傷害保険の適用ができないか?
そこで、ファミリーバイク特約 人身傷害補償型が登場したのです。

①この特約は、記名被保険者=保険証券に記載されている人が、個人で、保険証券に、この特約を適用することが記載されていればOKです。

②保険の補償が受けられるのは、

記名被保険者、
記名被保険者の配偶者で、内縁を含んでいます。
記名被保険者、配偶者の同居の親族、

別居の未婚の子供

記名被保険者、配偶者の別居の未婚の子供の範囲となっています。

私の家族構成は、妻と2人の男の子の4人です。 内縁ではありません。
妻の母と同居しているときは、義理の母は配偶者の同居の親族となります。
つまり、同居していれば、私の、妻の親族? これは問題となりません。
将来、息子が地方の大学に進学した場合、別居の未婚の子供になります。

同居の親族

サザエさんの一家であれば、波平さん、ふねさん、カツオ君、ワカメちゃん、サザエさん、マスオさん、タラちゃんは同居の親族で、被保険者となるのです。

③被保険者が所有、使用、管理している原付自転車を被保険自動車とみなし、被保険自動車の保険契約の条件に従って普通保険約款賠償責任条項を適用します。
但し、対物賠償保険に免責が定められている場合は、一律5万円の免責とみなします。

④借用している原付自転車に限っては、自賠責保険が切れていた場合でも、対人対応を行い、保険金を支払うと規定されています。これは借用した原付自転車の自賠責保険が切れていたとしても、被保険者の責任ではないことを理由にしています。 

自らが所有、使用、管理している原付自転車に対しては、自賠責保険は付保して当然のものであり、自賠責保険で支払われる部分は、この特約で担保されていません。

借用原付自転車とは、
先に説明した被保険者以外が所有する原付自転車であること、
被保険者が常時使用する原付自転車でないこと、この2つを要件としています。

⑤被保険者が正規の乗車装置に搭乗中であれば、この原付自転車を被保険自動車とみなして、人身傷害条項を適用します。

⑥賠償責任・人身傷害に共通して、保険金が支払われないケース?
被保険者の競技、曲技、試験のために原付自転車に搭乗中の事故は免責です。
練習中も含まれますが、救急、消防、事故処理、補修、清掃を目的の搭乗中は、有責です。

管理する原付自転車

被保険者が所有、使用、管理する原付自転車を被保険者の業務で、被保険者の使用人が運転しているときに生じた事故、

個人事業主である被保険者が事業を営む上で負担する使用者責任は、ファミリーバイク特約の主旨に馴染まないとして免責とされています。
しかし、先に説明した被保険者が家族使用人として業務に従事していれば、有責となります。

家族総出で宅配のピザ店を経営している場合、アルバイト生が運転中の事故は免責ですが、長女が運転中であれば、有責となるのです。

原付自転車を取り扱う事業、修理、保管、給油、洗車、売買、陸送、賃貸、運転代行等で業務のために所有、使用、管理している原付自転車は、モータービジネス固有の危険として免責となります。
他の保険? 賠責保険を発売していますから、加入して下さいねと言っているのです。 

被保険者の泥棒運転や、無断運転は免責です。

運転者家族限定特約

⑦運転者家族限定特約の不適用?
ファミリーバイク特約では、運転者家族限定特約、運転者本人限定特約、運転者夫婦限定特約、運転者の年令条件に関する特約、子供運転危険追加担保特約の規定は適用されません。