認定されない損害、その他の費用

(1)出張先、旅行先で交通事故にあったときの帰宅旅費

事故が発生しなくとも、必要となる費用ですから、認定されません。

出張先、旅行先で交通事故

しかし、傷害の状況から、列車で帰る予定が飛行機を選択せざるを得なくなったときは、その運賃の差額が請求できるとされており、これは認定されます。

(2)治療のため帰郷する場合の経費

これは大学生が事故受傷後、帰郷して治療を受けるときの旅費のことです。

看護ができない?
故郷の方が都会で治療に適している?
こんなときは、相当因果関係有りとして、帰郷費が認定されます。

(3)講習会や各種稽古事の費用

事故により受講できない予備校

事故により受講できない予備校の夏季講習会やお茶、お花の費用は損害としては認められません。
ただし、これは自賠責保険の見解です。
保険屋さんもガードは堅いのですが、弁護士の交渉力次第です。

(4)医療器具の購入代

原則として認められません。
治療上必要で医師の証明がなされるものは、所長決裁で認めるとされていますが、該当するものは、ほとんどありません。

ポータブル人工呼吸器、レスピレーターの経験はありますが、国から無償で供与されました。

(5)着衣の損傷

物損の対象となります。
自賠責保険は、自賠法で定められた最低限の対人保険ですので、これは認められません。