交通事故案件のゆくえについて?

債務が終息に向かいつつある今、交通事故が注目されています。
弁護士・行政書士のホームページでは、粗悪な専門家、毒キノコが急増中です。
毒キノコ?
全国人身交通事故発生件数

でも、交通事故、とりわけ死亡事故は、世間の目、取り締まりの厳しさもあって減少しています。
人口も減少傾向ですから、自動車の保有台数も漸減しています。
すでに、直近の統計でも、人身交通事故発生件数はガタ落ちしています。
加えて、車の技術開発も加速度的に進化を遂げています。
これらを総合すると、交通事故の発生件数はまだまだ低下していくと予想されるのです。

人が少なくなり、車が減って、交通事故が少なくなると、自動車保険のマーケットは縮小します。
では、保険屋さんは、どんな対応をするのでしょうか?
これは簡単な図式で、コストカットの必要から、原点に回帰することになります。
つまり、保険屋さんは保険の引き受け、アンダーライティングに特化する方向性です。

では、最終の支払いは?
究極的には、弁護士による査定と請求を待つことになります。
査定社員、全国津々浦々のサービスセンターは、10カ所程度に統合されます。

現に、通販系・ダイレクト系損保では、安価な保険料を実現する必要から、査定社員が被害者を訪問することはなく、すべて、電話、FAX、メールのやりとりで、時代を先取りしています。
横着、乱暴との批判もありますが、安かろう、悪かろうであっても、契約は伸びています。
若干の紆余曲折はあるでしょうが、もう、この流れを止めることはできません。

まさか、そんな?
すでに、アメリカでは、とっくの昔から、この傾向となっています。

では、弁護士にとっては、どうなのか?

マーケットのパイが小さくなれば、弁護士の必要数も限られてくることになります。
さらに、弁護士の質が、今以上に求められることになります。
「等級が認定されてから来てください?」
こんな手合い、毒キノコは、戦力外通告でマーケットから放逐されます。

専門性に特化した有能な弁護士のみが、被害者と保険屋さんから信任されるのです。
キモは、保険屋さんからも信任されることです。
なぜなら、弁護士費用のほとんどは、保険屋さんからの支払いとなるからです。

事故直後から対応、被害者の横暴やわがままを抑え込みながら、早期解決を実現します。
すでに、保険屋さんは、査定業務をリストラして、保険の引き受け業務に専念しています。
多少、支払いが増えても、早期かつ合理的な解決は保険屋さんにとっても望むところなのです。

今、どんな被害者から相談を受けても、事故直後から円満解決まで一貫した対応ができますか?

できないのであれば、急いで学習しなければなりません。
これをおろそかにすると、マーケットからは、置いてきぼりとなります。