45%の被害者過失?

私の19歳になる長男の交通事故で質問させていただきます。
長男は、自転車を運転中に交通事故にあい、高次脳機能障害となりました。
1年後に症状固定、5級2号が認定、その他の後遺障害の併合で4級が認定されました。
ところが、相手の保険屋さんよりは、長男にも45%の過失が認められるとして、任意保険としてお支払いするものはないと説明を受けています。
仕事の継続は難しく、勤務先は依願退職、再就職もままならない状況です。
自賠責保険から1889万円は支払われたのですが、将来を考えると、これでは不足です。
この現況を打開する方法があれば、お教えいただけませんか?

高次脳機能障害

複雑な家庭環境ですので、補足の説明をしておきます。
私は5年前に夫と離婚、2人の子どもは私が引き取って、京都で育ててきました。
3年前に今の夫と再婚し、新しい夫との間に、1人の子どもをもうけました。
長男とは、高校を卒業するまでは、京都で同居していました。
長男と新しい夫は、養子縁組をしておらず、親子の関係ではありません。
高校卒業後は、金沢市内の家具を作る木工会社に就職し、自宅を離れ、勤務先の寮に入りました。
長男の本当の父は、実は、金沢市に居住しています。
父親、私の前夫の近くで生活をしたいとの理由で、金沢に就職したのです。

事故発生状況は、前回にメールしたとおりです。

ご相談時の被害者ファイルには、ご自宅に再婚された夫名義の自家用車があり、弁護士費用特約と人身傷害保険3000万円に加入されていると記載されています。
まず、弁護士費用特約を発動し、弁護士に解決を委任してください。
連携している交通事故の解決に長けた弁護士を紹介します。

あなたの委任を受けた弁護士は、新しい夫が加入の人身傷害保険に3000万円の保険金を請求、支払われた直後に、加害者に対して損害賠償請求訴訟を提起します。

地裁判決では、過失相殺が行われますが、人身傷害保険から支払われた3000万円は、過失相殺額を上回る部分についてのみ、求償の対象です。
手元の試算では、3000万円は丸取りの状況となっています。

約款には、人身傷害保険の被保険者とは、記名被保険者、配偶者、記名被保険者または配偶者の同居の親族、記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子と記載されています。
確かに、事前の確認では、弁護士費用特約と人身傷害保険の適用は、再婚した夫との養子縁組がなされていないことを理由として拒否されています。
しかし、弁護士が交渉すれば、保険屋さんは支払を認めます。
長男は、配偶者にとって、れっきとした別居の未婚の子であるからです。

この相談を受けたのは、NPO交通事故110番です。
後遺障害を立証して獲得したのは、チーム110の行政書士です。
そして、連携する弁護士が乗り込んで人身障害保険と協議、問題なく、3000万円は支払われました。
あと2カ月ほどで判決です。

別居の未婚の子には、配偶者の子が含まれている、交通事故を専門とする法律事務所であれば、記憶しておかなければなりません。

teresa

人身傷害保険は、償いの保険である! また1つ立証しました。