保険のヤッカン

人身傷害保険はテレサテン、償いの保険か?

人身傷害保険はテレサテン、償いの保険か?

1保険の仕組み 賠償保険

今更ですが、任意自動車保険は賠償保険+補償保険+特約の3つから構成されています。
賠償保険とは、対物保険、対人保険であり、ズバリ、壊した、怪我をさせた相手に支払う保険です。
誠に申し訳ありませんと平謝りで、損害賠償に応じる償いの保険と理解してください。

さて、保険屋さんは100万円の償いを提示しました。
被害者は、「冗談じゃない!」 として300万円を請求しました。
両者の乖離が大きいので、弁護士に委任、本件を訴訟で争うことになりました。
裁判では、250万円を支払えとの判決が出ました。

償いの金額とは、そもそも話し合いで決着をつけるものなのです。

ショボイ算定基準

保険屋さんの提示額に納得できなければ、裁判所に判断を求めることになります。

保険屋さんの提示額がすべてではないことを理解しておくことです。

余談ですが、任意保険支払基準なるものは、大蔵省主導で策定、保険屋さんには適用が義務づけられており、Nliro調査事務所が印刷して、すべての保険屋さんに配布していたのです。
ところが、1998-3-31、保険の自由化により、この基準は破棄されたのです。

「今後は、各損保の体力に見合う保険料率と支払基準で自由に競争しなさいね!」
しかし、シタタカな保険屋さんは、破棄された基準を自社で印刷して運用することにしたのです。
以来15年にわたり、なんらの改訂も行うことなく、払い渋りまでもセットして運用を続けています。
結果、地方裁判所支払基準に比較すれば、2.5倍以上の格差が生じているのです。

蛙の面に小便?

保険屋さんとは、「蛙の面に小便?」 こんな性格の生き物なのです。

補償保険と言い切る人身傷害保険の支払基準も、15年も前に破棄されたはずの基準です。
このシタタカさに、私は腹を立てているのです。

それなら、保険屋さんの基準で示談とすることはストップ、弁護士費用特約に加入して示談はすべて弁護士に任せましょう。

しかし、弁護士なら誰でもいいのか?
実は、ポンスケが存在しているところに、悩み、苦しみがあるのです。

当然の請求

弁護士にも、シッカリしてもらわなければなりません。
そんなこともあって、「法律家のための交通事故実務講座」 一生懸命、展開しているのです