ビジネスとしての交通事故?

ある弁護士事務所ですが、交通事故の解決に本格的に取り組みだしたのは、本年の5月からです。
そして、11/20現在、スタートして約6ヵ月で、320件の案件を獲得しています。

最初の一歩は、月に1回の定期交通事故無料相談会の開催から始まりました。
次に、事務所内に交通事故専門チームを立ち上げました。
弁護士2名、事務職員2名、事務職員兼メディカルコーディネーター1名、総勢5名のチームです。

事務職員に対しては、電話相談のハンドリングからスタートです。
15分間で必要な情報を獲得する必要から、オリジナルの相談シートを作成しました。
相談シートを基本として、受け答えの練習を繰り返しました。

次に、相談の被害者を以下の5つに分類しました。
①受傷から2、3ヵ月以内のもの、
②弁護士費用特約に加入しているもの、
③すでに後遺障害等級を獲得しているもの、
④受傷から1年以上を経過したもの、認定等級が不満で、異議申立を検討しているもの、
⑤脳脊髄液減少症、MTBI、線維筋痛症などのプシコ系、

その上で、①②については定期相談会に積極的に参加を呼びかけます。
③は、地裁基準による解決を説明し、弁護士事務所の個別相談会に参加を呼びかけます。
④は、内容を吟味、可能性を検討した上で、定期相談会もしくは個別相談会の参加を促します。
⑤については、対応できないとして、電話相談を打ち切ります。

ホームページを通じて、定期無料相談会、個別の無料相談会の開催を告知、参加を呼びかけました。
同時に、チームのメンバーには、交通事故外傷と後遺障害の研修を行いました。

保険屋さんの考え方

1日目は、自賠と任意保険の支払基準、損害積算の方法、保険屋さんの考え方、後遺障害認定までの流れについて、被害者の質問を想定したQ&Aの講義です。
2日目は、ムチウチと周辺症状、鎖骨骨折に限っての学習です。

定期無料相談会では、希望する被害者に、M/Cが治療先同行の上、医師面談を行います。
これには、チーム110のM/Cが1回に限り、同行して要領を教えました。
2人目からは、M/Cとして一本立ちします。

M/Cが治療先同行

この内容で、およそ5ヵ月、定期無料相談会を中心として高速回転トロール漁法を展開した結果として、獲得案件数が320件となったのです。
あと1ヵ月で、400件を達成する見込みです。

暗闇の中を手探りで始めたのですが、1つのビジネスモデルが完成しました。