このページでは、後遺障害等級の序列について、具体的な事例で検討します。

対象となる事案

交通事故による眼の外傷で右眼の矯正視力が0.4となった。
後遺障害等級は、なん級が認定されるでしょうか?

該当する序列

1眼の視力障害については、以下の4段階の序列となっています。
8級1号 一眼が失明または視力が0.02以下となったもの
9級2号 一眼の視力が0.06以下になったもの
10級1号 一眼の視力が0.1以下になったもの
13級1号 一眼の視力が0.6以下になったもの

事案へのあてはめ

視力0.2でも0.6でも認定等級は同じになります。
矯正視力0.4は、0.6以下になったものとして、13級1号が認定されます。
つまり、13級1号には、0.1を超えて0.6までの視力障害が含まれています。
0.4は、この中間に位置していますが、13級1号に含まれることとなります。
0.1以下にならない限り、上位等級の認定はありません。

上位等級と下位等級の間に中間がないものがあるということは留意しておく必要があります。

視力低下に伴う後遺障害等級は、メガネ、コンタクトレンズによる矯正視力で判断されています。
裸眼視力が問題とされるのではありません